ブリューゲル「バベルの塔」展

先週の土曜日、東京都美術館で開催中の「バベルの塔」展に行ってきました。
ボスやブリューゲル作品には、小さな怪物が沢山描かれていています。

バベルの塔展

作品の細部まで観たいと思い、ギャラリースコープを買いました。
他のお客さんも、じっくりと鑑賞されている方が多い様に感じました。

私は入場時間が遅かったので、最後の展示の「バベルの塔」は閉館間近。
作品を前にすると、まず巨大にそびえ立つ塔と上空の灰色の雲が目に飛び込んできます。

少し離れた位置からの鑑賞となり、ギャラリースコープが役立ちました。
塔の左側の赤くなってるのは、上部にレンガを運んでいる跡のようです。

目を凝らしてよく見ると、無数の人間が描かれています。
今まさに塔を建設している人々、通路を忙しそうに行き交う人々、行列を作る人々。

蟻くらいの大きさなのですが、非常に人間らしく見えてきます。
バベルの塔の話を思い浮かべながら、それらを鑑賞しました。

ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展
16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―
http://www.tobikan.jp←サイトはこちら

2017年4月18日(火)~7月2日 (日)
東京都美術館 東京都台東区上野公園8-36

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週末は「草間彌生 わが永遠の魂」へ

あいにくの天気が続きますが、それでも都内は桜が満開で綺麗です。
さて雨の土曜日、国立新美術館で開催中の草間彌生展に行ってきました。

草間氏の水玉モチーフの作品は、誰もが目にされたことがあるのではないかと思います。
展示は、初期から88歳の現在の作品にわたり見応えがあります。

写真は、制作の続いている絵画シリーズ「わが永遠の魂」です。
大きな部屋の壁一面に、色彩豊かな作品が展示されていて圧巻です。

この部屋では、なんと撮影が可能です。
絵画だけではなく、動きと毒々しさもある立体作品も展示されています。

草間彌生展1

草間彌生展2

草間彌生展3

草間彌生展4

私が印象に残った作品は、インスタレーションの「生命の輝きに満ちて」です。
全面鏡貼りの暗い部屋に、無数の小さな電球が吊るされ点灯されています。

鏡の効果で、空間が無限に広がっているように見えます。
電球の灯りはまるで星のようで、宇宙か何か別の世界にいるような気がしました。

作品からはエネルギーが溢れていました。
氏にとって制作することが、生きることなのではないかしらと思いました。

展覧会の詳細は、美術館のサイトをご覧ください。

「草間彌生 わが永遠の魂」
会期 2017年2月22日(水)- 5月22日(月)
休館 毎週火曜日  ※5月2日(火)は開館
会場 国立新美術館 東京都港区六本木7-22-2

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「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」目当てに六本木へ

暑中お見舞い申し上げます

毎日、厳しい暑さが続いていますね。
その上、リオ・オリンピック観戦で寝不足の方も多いのではないでしょうか。

夏バテ気味ですが、炎天下の中「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」目当てに六本木へ。
そう、国立新美術館展で「ルノワール展」が開催されています。

ルノワール展1

美術館の中は涼しく、しばし夏の暑さを忘れることが出来ました。
そしてルノワールの作品に、心身ともにリフレッシュしました。

鑑賞したルノワールの作品は、どれも画面から光がこぼれるように輝いています。
作品を前に、観る者もまるで揺れる木漏れ日の下に立っているような気がします。

美しい色彩で描かれる作品からは、爽やかな空気やそよぐ風まで感じられるようです。
描かれる人物は、皆、生き生きとした表情をしています。

さて、会場にはゴッホの作品も3点展示されています。
対照的に孤独や寂しさを感じる雰囲気の作品で、こちらも印象に残りました。

ルノアール展2

帰る時間になると、外は過ごしやすくなっていました。
自分の生活を振り返りつつ、家路に着きました。

ルノワールの描くような幸福に満ちた場面、久しく出くわしたことが無いように思えます。
だからこそ、余計に魅力的なのかもしれません。

ルノワール展(←クリックで美術館のサイトへ)
国立新美術館
2016年4月27日(水)– 8月22日(月)
毎週火曜日休館 
*ただし5月3日(火・祝)、8月16日(火)は開館

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上野駅中央改札のステンドグラス

上野駅の中央改札口で、大きなステンドグラスのパネルを見つけました。
前回、ここを通った時は節電の為にパネルの照明は点いていませんでした。

上野のステンドグラス全体
「昭和六十年春 ふる里日本の華」

灯り透すと見え方がまるで違い、本来の美しい作品を見ることができます。
パネルには、いくつかの屏風が描かれています。

上野のステンドグラス右半分

それぞれの屏風には花と地名が描かれていて、花は県花であることが分かります。
右端には、原画を描いた「平山郁夫」氏の名前があります。

上野のステンドグラス左半分

その大きさに、どのように作っているのかしらと苦労を想像したりします。
上野を訪れた際には、作品をご覧になられてはいかがでしょう。

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楽しみにしていたカラヴァッジョ展

駅で展覧会の看板を見かけてから、楽しみにしていたカラヴァッジョ展。
早速、土曜日に上野の国立西洋美術館へ行ってきました♪

カラヴァッジョ展1

留学時、図書館で何気に手にした美術書に、この看板の「バッカス」が載っていました。
ふっくらとしたピンクの頬、黒い巻き髪、トロンとした瞳は他のバッカスとは違い強く印象に残りました。

この作品は、7年前にイタリアのウフィッツ美術館で観ています。
ただその時は、団体旅行で時間が取れずに作品の前を通り過ぎただけでした。

今回は、混雑も無くじっくりと鑑賞することが出来ました。
カラヴァッジョの作品は「果物籠を持つ少年」、「ナルシス」、「エマオの晩餐」、「メドゥーサの首」等、11点展示されています。

カラヴァッジョ展2

カラヴァッジョは亡くなる時、3点の作品を持っていたそうです。
その中の1点「法悦のマグダラのマリア」が、世界で初の公開となっています。

持っていた別の1点は、「洗礼者ヨハネ」です。
ヨハネは観る者に視線を投げかけ、その物憂げな表情はまるで生きているようでした。

一方、暗闇の中のマリアは薄く開いた目は白く、唇は灰色で死んでいるのかしらと観入ってしまいました。
この作品の前は私と同じように、長い時間、立ち尽くす人が多かったです。

溢れる才能を持ちながら、激しい気性で遂には人を殺めてしまうカラヴァッジョ。
観る者を魅了する作品を前に、彼の人生に思いをはせます。

ついでですが、以前、ローマで観たカラヴァッジョの聖マタイ連作画について書いています。
2012-01-26のブログ 「ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ」←クリックで記事へ

カラヴァッジョ展←クリックで美術館サイトへ
2016年3月1日[火]~6月12日[日]
国立西洋美術館

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 ようこそ!試行錯誤しながらも、楽しくオリジナルのステンドグラス作品を作っています。のんびりペースですが、制作過程などをアップして行きます。

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